環境カウンセラーの日々

2008年、環境カウンセラー(環境省)資格を取得したのを機にブログを開設。 自然環境、旅、モノなどについての独り言。

2013.09.16(Mon)

2013夏 かがわアートと讃岐うどんの旅

引き続き 瀬戸内芸術祭2013 in男木島。

民家の密集する集落から海の方に降りてみる。

●歩く方舟 by 山口啓介

画像ではわかりにくいが、海に突き出た突堤の上にある。
そのままその足で行進しながら海に入っていくように思えてしまう。
近くで見るよりも、少し離れて見た方が面白い。↓

●歩く方舟(遠景)

●猫、猫、猫・・・

路地裏の猫は人見知りして、近づくと逃げてしまう個体が多いのに、港では人が立ち止まっていると集会場のようにぞろぞろと集まってくる。
漁師さんから餌をもらうことが多いのだろうか・・?

●港の猫

これだけ好意的な猫ならプロの岩合さんのような写真も撮りやすいかなと思いきや、なかなか思うようなベストショットは撮れない。
風景と猫の表情を画像として切り取るのは難しい。

●昭和40年会男木学校の受付

アーティストグループの昭和40年会(会田誠、有馬純寿、小沢剛、大岩オスカール、パルコキノシタ、松蔭浩之)が現在休校中の「男木小・中学校」の教室や校庭にアート作品を展示している。
これは旧職員室を利用した受付。

●肉体塾「移動に注意を要する教室」by 松蔭浩之

教室内にカラーゴムテープを張り巡らせ、その中に卓球台、地球儀、蛍光灯などが並べられている。
その教室内に自由に入ることが出来、その不自由な空間で実際に卓球をすることも出来る。
ここで鍛えると肉体改造も出来るかも。

●ミラールーム「鏡の部屋」 by 大岩オスカール

机と椅子にもたれかかって正面からこの鏡を撮影したのに、霊のような姿がかすかに写ってるだけ・・・・
不思議な体験。

●3シーズンパスポート
会場へはこのパスポート見せて入場する。
入口で受付係の人が男木島なら「男」、犬島なら「犬」などの印を押してくれる。

すでに夏会期は終わってしまったが、まだまだ空白が多い。
  1. 2013/09/16(月) 17:48:10|
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2013.09.15(Sun)

2013夏 かがわ讃岐うどんとアートの旅

この日は高松港からフェリーに乗り、女木島経由で約40分ほどの男木島へ。

すでに瀬戸内芸術祭2003の3シーズン共通チケットを購入していたので、夏会期は男木島を巡ることにした。

●男木島中心部

狭い斜面に軒を重ねるように民家が密集している。
その民家と民家の間にある狭い路地を巡るのがこの島の見所。

●路地壁画プロジェクト wallalley by 眞壁陸二

その路地を歩いていると突然、カラフルな壁画に出くわす。
色彩は鮮やかであるものの、素材は廃材の様。

●漆の家(白) by 漆の家プロジェクト

今回の展示は、島の風景を切り取って見せている作品が多いのが特徴で、この作品以外にも窓枠をキャンバスに見たてたものがあった。
確かに絵になる風景。

● オンバ・ファクトリー by オンバ・ファクトリー

この島の目玉の一つ。
この島の高齢者の方が日常使っている手押し車(=オンバ)をデコトラのように装飾したもの。
展示してあるモノ以外にも、実際に島の人が使っているデコレーションオンバが民家の庭先においてあったりする。

●F1型オンバ

黄色の装飾と言えば、アイルトン・セナが乗っていたキャメル・ホンダのカラーリングを思い出す。

●記憶のボトル by栗真由美

今回の男木島で良かったと思う作品の一つ。
梁がむきだしの納屋(?)に中に明かりがともった無数の小瓶をつり下げている。

●「記憶のボトル」の中身

単に瓶をつり下げているだけでは「キレイ」だけの作品になってしまうが、中身の一つ一つに色あせた写真やガラクタのような宝物が入っている。

●時の廊下 by 西堀隆史

骨組みだけの和傘を天井や壁につり下げ、モーターでゆっくりランダムに回転させている。
1Fはちゃぶ台のある居間に部屋一面にあり、2Fは広い和室の天井全体に掲げられていた。
ちょうど2F和室は人が少なく、畳の上で寝転んでまったりと和傘を眺めることが出来た。
  1. 2013/09/15(日) 22:16:47|
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2013.09.08(Sun)

2013夏かがわアートと讃岐うどんの旅

八月後半、香川に向かう。
それまでずっと猛暑の日々が続いていたのに、この日になって雨模様。
天気は悪いが、気温が下がって呼吸するのも楽になった。

まず向かったのは、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館。
→ http://www.mimoca.org/ja/

ちょうど美術館のエントランス空間で「まるかめ婆娑羅」というダンス大会をやっていて、普段は落ち着いた美術館周辺もこの日は賑わっていた。
幸運なことに、このお祭りのおかげで特別展も無料で入場することが出来た。
●「まるかめ婆娑羅」

ここでは特別展「大竹伸朗展」が開催されている。
大竹伸朗氏と言えば、香川県直島にある「Iラブ湯」が有名で(自分の見た中では)、銭湯の屋根の上に看板代わりに、一見拾ってきたようなモノを掲げている。

●時憶/美唄
北海道・美唄(びばい)のボーリング場に掲げられていた巨大なピンを切り取って展示している。
「さび」がむき出しになっていることが、ボウリング場と美唄の街の歩んできた道を想像させる。


●モンシェリー:自画像としてのスクラップ小屋

●スクラップ小屋の壁


スクラップ小屋の外壁にはおそらく大竹氏が見てきたであろう写真や記事が貼り付けられている。

翌日、高松市の香川県立ミュージアムで開催されている「丹下健三〜伝統と創造」

http://www.pref.kagawa.lg.jp/kmuseum/tenji/tokubetsuten/kaisai/index.html

氏の代表的建築の一つが香川県県庁庁舎で、その縁もあって今回の特別展の開催となったようだ。

●丹下健三展

丸亀と違って、ここでは展示物の写真撮影は一切禁止で、この写真しか撮れていない。

ただ、たまたま入場してすぐに解説ツアーがあると聞き、それに参加することに。

これがなかなかよくて、専門の学芸員さんに詳細な説明を受けることが出来た。
丹下氏の立場、思想などをその時々の時代背景をふまえて解説していただいた。
(約90分近くも!)

特に広島平和公園と香川県庁の設計思想について聞けたのが良かった。

  1. 2013/09/08(日) 17:55:12|
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2013.04.01(Mon)

瀬戸内国際芸術祭2013 IN 犬島

犬島を見るには車や自転車は不要で、徒歩だけで回ることができる。
狭い路地を歩きながら島の人の生活を垣間見ることもできる。

●家プロジェクト「S邸」
アートディレクター長谷川祐子氏、建築家妹島和世氏によるプロジェクトで、これは荒神明香氏の作品。
集落の路地と木造家屋との対比がいい。

●家プロジェクト「A邸」
これも荒神明香氏の作品。
無機的なS邸とは逆に、がらんとした広場が色彩豊かに華やいでいる。

●同

●とある祠
これは作品ではなく、島に元からある鳥居。

●空き地と廃屋
これも作品でなく、集落の風景。
廃屋は今にも崩れそう・・

●日生の「たまちゃん」
15:45犬島発の船に乗り、帰路につく。
その途中で、日生(ひなせ)に立ち寄り「カキ入りお好み焼き(カキおこ)」を食べる。
「たまちゃん」は人気店らしく、駐車場をどんどん拡大していった様子がよくわかる。
私たちは時間が早かったせいか比較的空いていて、待ち時間なしで中に入ることができた。

●カキおこ(900円)
生牡蠣のシーズン終了にぎりぎり間に合った。
カキを焼いても縮まらず、ふわりとした食感が残っている。
ここのお好み焼きがいいのは、半分に薄くお好みソースを塗り、もう半分に地元の塩を振りかけてあること。
素材の味がよくわかる。
  1. 2013/04/01(月) 23:23:36|
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2013.03.31(Sun)

瀬戸内国際芸術祭2013 IN 犬島

瀬戸内国際芸術祭2013「春」に行ってきた。
http://setouchi-artfest.jp/

岡山、香川、愛媛の多くの島々で開催されているので、1日で全部回ることができない。
そこで、今回は一番近い岡山県犬島に渡ることにした。

●犬島港
岡山県宝伝港から小型船で約10分。
宝伝港は少し不便な場所にあるので、どのくらい人が集まるのか想像できなかったが、出航前には定員80人乗りの船も満員状態。

●犬島精錬所美術館の一部
銅の製錬所跡を産業遺産として残しながら、一部を改修して美術館として使用している。
中には三島由紀夫の旧住居で使用していた材木などがアートの一部として展示してある。(内部は撮影禁止)
また、自然の暖気と寒気をうまく調和させ、機械での空調は一切行っていないとのこと。

●同、煙突とカラミ煉瓦塀
銅の生成過程で出てくる鉱物から作られた煉瓦で、とても重くて頑丈。
その破片が海岸にも落ちているので、ペーパーウェイトに使えそう。

●同、発電所跡
これもアート作品。

●橋?
これは作品ではなく、敷地内の藪の中に埋もれていた花崗岩の橋(?)

●まつり寿司弁当(800円)
岡山名物のまつり寿司。
ままかり、穴子、エビ、タコなど瀬戸内海の恵みが入っている。
港にある案内所カフェで食べることができる。
  1. 2013/03/31(日) 15:27:13|
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2011.12.03(Sat)

神戸ビエンナーレ2011

11月、閉幕間近になって「神戸ビエンナーレ2011」を見に行く。


http://www.kobe-biennale.jp/

毎年、会場がかわり、今年は「元町高架下(無料)」「ポートアイランドしおさい公園(無料)」「ハーバーランド(有料)」「兵庫県立美術館(有料)」の4会場。
今年はそのうちの「元町」と「ハーバーランド」を訪れた。

●「元町高架下(もとこう)会場」

華やかな三宮高架下に比べ、少しうらぶれた雰囲気があるのが逆に現代アートの会場としてはおもしろい。

●「Flower Station」塩川 岳
天井に逆さにつるされたビニール傘の中に紙吹雪が入っていて、時折、送風機からの不規則な風が紙吹雪をまき散らす。

●ハーバーランド会場・ファミリオ入り口
シカの顔をデフォルメした立体作品が置かれている。シカのシンボルでもある角がないので、一見、何の動物かわからない。

●「White Dots Room」ゼロバイゼロ
穴のあいた金属版から光が漏れ、それが鏡に反射して不思議な世界がひろがる。長く入っているとめまいをおこしてしまう。

●「Polyphonic Jump!」金澤麻由子 / 金谷一朗 / 井村誠孝

壁には森の動物のアニメ。特に変わった作品ではないのかと思うと自分の姿がアニメの中に登場していた。その画面の中で動物たちとふれあうことが出来る。

●「Chandelier –brightness of nature-」AUN2H4
今年の傾向としては「吊りもの」が流行で、これもその一つ。
四季をあらわす4色のシャンデリアの下で手をかざすと、生き物の姿が浮かび上がってくる。

●「ゆかがみ」藤本 雄作・緋田 雅之・大阪電気通信大学高見研究室
床に水面の映像が映り、垂直に立てかけた鏡がそれに奥行きを持たせ、立体的な万華鏡のようになっている。さらに床を見つけるとその振動が波紋となって画像に反映される。これも参加型の作品。
  1. 2011/12/03(土) 16:19:01|
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2011.10.24(Mon)

横浜・東京へ _I優肇螢┘鵐福璽

横浜で3年に一度開催される現代美術展「横浜トリエンナーレ」。

なぜ2001年の第1回を横浜まで見に行ったのか・・、その動機を覚えていないが、それ以来、毎回のように横浜を訪れ、今年で4回目となる。

前回2008年→
http://taniyan.dtiblog.com/blog-entry-48.html

今年は「OUR MAGIC HOUR」のテーマで、横浜美術館、日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)をメイン会場に開催されている。
●テーマ

●「Smoking bench」イェッペ・ハイン
箱の上に座ると、霧(煙?)につつまれてしまう(ただし予約制)。通りがかりにたまたま見ることができたが、余韻もなくいきなり煙が出てきてさっとおわってしまった。

●「A Spoon Made From The Land」山下 麻衣+小林 直人
向こうの映像では、広大な砂浜から磁石を使ってひたすら砂鉄を集める姿が映し出され、手前には小高い砂山がでんと積まれている。よく見るとその頂上に1本のスプーンが刺さっている。たったこれだけの鉄を集めるのに莫大な砂の量が必要だった・・という表面的な命題だけではなさそうな・・。

●「棘のある塩のランプ」「死視」シガリット・ランダウ
手前のランプの骨組みには有刺鉄線を使い、それに死海の塩が貼り付けてあるらしい。(最初は過飽和の食塩水から塩の結晶の造形を作り出したと思っていた)

●「倒れた森」ヘンリック・ホーカンソン
最初はすべて造花・造木だと思っていたが、裏側に回ってみると土の入った巨大な植木鉢に植えられていた。真横になりながらも人工の光にむかって懸命に枝を伸ばそうとしている。

ここまでが日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)での展示。
(1階と3階が写真撮影OK)
倉庫のコンクリートむき出しの展示会場だが、それに似合うかのようなダイナミックな作品が多く、楽しめる。

ここからが横浜美術館。

「幸せを追い求めて」ミルチャ・カントル
今回のトリエンナーレポスターの表紙を飾った作品。
人がつけた足跡をただひたすら箒で消していくのだが、その作業をする自分がまた足跡をつけてしまい、それをまた別人が箒で消していく・・という画像が延々と続く。

●作品名?、作者?(わからない)
レコードのターンテーブルの上で陶芸作品を作っている。しかもレコードも乗せているので、粘土をこねる手が摩擦となって回転数を落とすので、あたかもDJが音を作っているように変化する。聴覚と視覚が刺激される作品。

●「TELEPHONE IN MAZE」オノ・ヨーコ
アクリル板と鏡で出来た迷路の中に電話機が一つ。
順番に中に入ると、たまにオノ・ヨーコ氏本人から電話がかかってくるという。
声が聞きたいという期待もあり、反面かかってきたら何を話すのか、英語だったらどうしよう、と困ってしまう。
結局、閉館間近だったので、順番待ちの列には加わらなかった。
  1. 2011/10/24(月) 23:20:51|
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