環境カウンセラーの日々

2008年、環境カウンセラー(環境省)資格を取得したのを機にブログを開設。 自然環境、旅、モノなどについての独り言。

2013.03.28(Thu)

チリメンモンスターをさがせ IN 有馬富士

三田市有馬富士自然学習センターでウィークエンドセミナー「チリメンモンスターを探せ」に参加する。

「ちりめんじゃこに混じっているイワシ以外の動物を探す」という講座で、その名付け親である岸和田自然資料館の方が直々に教えてくれるという話を聞きつけ、急遽スタッフ兼任で参加させてもらう。

●講師の藤田さん(中央)

ちりめんじゃこのに混じってタコ、イカ、タチウオ、ボラ、エビ・カニの赤ちゃんが次々と見つかり、お宝のタツノオトシゴを見つけた参加者は歓声をあげていました。
大人もはまってしまう楽しい実習です。

●ちりめんじゃこ

このちりめんじゃこの山からチリメンモンスターを探します。
和歌山の「かね上」→ http://www.kanejo.com/
から実習用のちりめんじゃこを取りよせる。

●タコ
イカと見分けがつきにくいが、すべての足がくるっと反り返るのが特徴。

●アジの仲間(左)とボラの仲間(右)
アジは「ゼイゴ」のような筋があり、ボラはひときわ銀色に輝いている。

●メイタガレイ
カレイやヒラメは、こどものうちは目が体の両側にあり、親と似ていないので何の魚か見分けがつきにくい。

●アカクラゲ
体に骨がないので、乾燥すると体型がぐちゃちゃになり、ゴミの固まりのような姿に。

●ゾエア幼生
エビ・カニ類の幼生。
頭部に長いトゲがあり、ちりめんじゃこと一緒に食べてしまうと口の中で刺さってしまうので要注意。
(商品としてのちりめんじゃこでは取り除いてある)

●タツノオトシゴ類
これが今回のレアもので、お宝チリモンの1つ。
親子の参加者よりもスタッフの方のちりめんじゃこで見つかったので、子供達は悔しがっていた。
  1. 2013/03/28(木) 17:58:35|
  2. 実験|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
2012.03.15(Thu)

ブタの脳、腎臓の解剖 注:解剖画像あり

昨年に引き続き、ブタ頭部の解剖実験を実施する。
希望者のみの特別講座で、昨年は男子の参加は0名だったが、今年は30人中5人ほど。相変わらず女子の方が好奇心旺盛のよう。

昨年の様子→http://taniyan.dtiblog.com/blog-entry-220.html

●解剖中
ブタ頭骨はかなり硬く、数人で頭を押さえつけて、一人がノコギリでひいてゆく。

●頭骨切断
かなり頭骨が分厚いのがよくわかる。

●脳の摘出

●脳の重さ
約100g。(人の成人男性で約1400g)

この後、脳を切断した。(詳細は昨年を参考)

今年は腎臓と心臓も注文し、それも切断してみた。
注文先「東京芝浦臓器」→
http://www.tsz.co.jp/info/

●腎臓外観

●墨汁を注入
注射針で腎動脈から墨汁を注入する。

●腎臓切断
腎動脈から下半分だけに墨汁が入った模様で、下半分だけが黒く染まっている。

●糸球体(顕微鏡)
墨汁の入った方の切片を顕微鏡で拡大すると糸球体の形状がよくわかる。ボーマンのうには墨の粒子がこし出されないので、そちらの方はそまっていない。

心臓の方は、業者の方で事前に切断してあったので(それでないと外部に出せない決まりがあるらしい)、逆に心臓の4つの部屋が確認しにくくなっていた。

心臓(大動脈付き)
それでも、心臓壁が分厚いことと、弁の存在がよくわかった。
  1. 2012/03/15(木) 18:52:27|
  2. 実験|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
2011.03.22(Tue)

ブタ頭の解剖 注:解剖画像あり

午後からの授業のない日、興味のある生徒だけを集めて「ブタ頭の解剖実験」実施した。

●説明
積極的に参加したのは女子ばかり。
高校でも男子は「草食化」し始めているのか・・
(たまたま通りがかった自然科学部の男子1名を無理矢理引き込んだが・・)

●準備物
解剖に付きもののメス、ハサミ、ピンセットも用意したが、今回おもに使ったのはこのような大工道具。

●ブタ頭(解剖前)
生きているブタを解剖したのではなく、「東京芝浦臓器」という食肉解体業者から上皮をはいだ頭部のみを送ってもらった。(1個1000円くらい)
目もついたままなので、生々しいが、この目もあとで解剖できる。

●解体作業1
頭骨がかなり頑丈で、ノコギリをかなり強く引かないと切れ込みが入らない。
解剖というより解体作業に近い。
それでも希望者が集まっただけあって、誰もがこの作業をやりたがり、順番待ち状態だった。

●解体作業2
切れ込みが入ったら、ハンマー&ノミで頭骨を縦に割っていく。
少々強くたたいてもびくともしない。

●頭骨断面
やっと半分に割れた。
髄膜に包まれた大脳が見えてくる。
頭骨の大きさの割に脳は小さかった。

●脳
表面を覆う髄膜をはがすと、キレイな光沢をした大脳が現れる。
生徒一人一人が大脳を持って、その感触を確かめた。

かのタイ国ではこのブタ脳の入ったスープ料理もあるとか。
「ガオラオ・サイトゥクヤーン(豚の脳とつみれと内臓の全種が入ったスープ)」
http://blogs.yahoo.co.jp/ymh3xw1991/57694241.html

●脳の縦断面
教科書に出ているヒトの脳と基本構造はよく似ている。

●大脳の断面
白質と灰白質がよくわかる。

●うずまき管
耳の穴をたどりながら頭骨を割っていくと、頭蓋骨の内側に内耳を見つけ、その中のカルシウム質?の部屋の内部にうずまき管を見つける。
もう少し大きな物だと思っていたが、実際は5mmていどの器官だった。

●エプロン
私が三田市有馬富士自然学習センターの「ホネhoneならべ講座」でいただいてきたモノ。
生徒に大人気で、試着申し込み相次ぐ。

  1. 2011/03/22(火) 23:35:37|
  2. 実験|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
2011.02.28(Mon)

講座「ホネhoneならべ」

三田市有馬富士自然学習センターで「ホネhoneならべ」という講座があるというので参加した。
対象は親子なのだが、「補助&片付け」をするスタッフ兼任で参加させてもらうことにした。

●入口受付
例年、冬季の講座は人数が少ないが、今回は定員をオーバーし、親子合わせて約45人もの人数が集まった。
「ホネ好き」がこんなにいるとは・・・

●ホネの説明
講師は「なにわホネホネ団」の米澤里美先生。
大阪自然史博物館で動物の死体を解体し、骨を取り出して標本をつくっている。
(あとで話を聞くと、この仕事はボランティアで、本業は兵庫県森林動物研究センターというところで野生動物保護のために働いているとのこと)
子供目線のわかりやすいPPでホネの役割などを説明をしていただいた。

●実習
まず、自分の体でホネの場所と形を確認。

●実習
本物のシカのホネが子供達の目の前に。

●こびりついた肉片を削除
少し腐敗臭がするのも我慢し、ひたすら歯ブラシでホネを磨きます。

●本物のシカ骨格
先生が作った骨格標本。
「本物」という説明に子供達は興味津々。

●組み立て
磨いたホネを、図と標本を見比べながら並べていく。
椎骨(背骨)はわかりやすいが、意外と足の骨が難しい。

●ほぼ完成
指先の小さな骨や肋骨の順序までは完璧でなかったが、おおまかにシカの形になってきた。補助のつもりで参加していたのに、いつの間にか骨のそばに陣取りホネの並べ方を考え込んでいた。

●頚椎(首の骨)
その数はほ乳類共通で、ヒトもネズミもキリンもすべて7個のホネがある。

終わってみれば、ホネを磨いて並べるだけの単純な作業だったが、大人も熱中する楽しい講座だった。
やはり「本物」というのがこの講座の魅力だったんだろうか・・。
  1. 2011/02/28(月) 22:41:06|
  2. 実験|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
2009.11.15(Sun)

オオクチバスの解剖

 福島大池(三田市)のかいぼりで捕獲したタモロコ、オオクチバス、ブルーギルの幼魚、フナ類をM小学校まで持ち帰った。(特定外来種であるバスとブルーギルはかいぼりで死んだもの)

最近の小学校では「魚の解剖」が教育課程から外れ、魚委員会の児童達は魚の体内をじっくり観察したことがないため、この機会にオオクチバスの解剖実習をやってみた。


●オオクチバス
今回のかいぼりで捕獲した最大級の個体で体長約40cm。前回のかいぼりでは個体数も多く、サイズも大きかったが、なぜか今回は数が少なかった。バス幼魚がカワウに捕食された、ミサゴ(魚食性のタカ類)に捕食された、水質悪化などの理由か・・


●オオクチバス解剖中
小学校に解剖道具がないため(カリキュラムにないため仕方ない)、出刃包丁などを使う。硬い部分はお父さんの出番。参加した保護者の中に魚さばきの名人がいて、みんなの注目の的となった。


●オオクチバスの体内
解剖といっても、心臓や血管を傷つけなければそれほど血が出ず、体の内部をきれいに見ることが出来る。幽門垂(ゆうもんすい)は胃と腸の間にある細長い10数本の管で、食べ物の消化を行う器官。


●オオクチバス(左)とゲンゴロウブナ(右)のエラ
エラの前に付いているのが鰓杷(さいは)という突起物で、口から飲み込んだ餌をこの部分で濾している。肉食性のバスはその間隔が広く、植物プランクトン食のゲンゴロウブナは刷毛(はけ)のように目が細かくなっている。


●オオクチバス 胃の内容物
かいぼりで水が減少してから捕食されたと思われるブルーギルが多数、胃の中から出てきた。これ以外にも、消化されて外形がなくなった細長い魚(タモロコ?)なども出てきた。

こども達にとって、良い教材になってくれた魚達に「合掌」。





  1. 2009/11/15(日) 23:25:34|
  2. 実験|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2
2008.03.04(Tue)

ちりめんじゃこ

 先日の松山旅行のおみやげに地元産の「ちりめんじゃこ」を買って帰った。 それを食べながら、昨秋の高校生による研究発表会のことを思い出した。

研究会ではいかにも先生方の手の入ったアカデミックな発表に混じって、きらりと光る「高校生らしい」発表があった。

それは「毎月、和歌山の漁協から200gのちりめんじゃこを取り寄せ、それを生物の種類ごとに分類し、その数を数える」という実験だった。それによって、海を漂っている魚介類の赤ちゃんの季節ごとの変化が一目瞭然とわかるという。

今回の松山産じゃこは上物?だったせいか、ほぼすべてがカタクチイワシの稚魚だったが、後日、職場近くの格安スーパーで格安ちりめんじゃこ(淡路産)を買い、昼食時に箸でつまみながら「分類」してみた。
*画像をクリックすると拡大できます。
ちりめん全種
2パックの中にタチウオ、種不明稚魚、タコ、イカ、カニ、メガロパ&ゾエア(いずれもカニの幼生)・・結構いろんなものが混じっていた。

イカ
<イカ>
子どもの頃は、タコ・イカなどが混じっていると宝物を見つけたようで、最後まで取っておいて大切に食べたものだった。弟と取り合いになって兄弟げんかになったこともあった。


<ゾエア>(カニの幼生)
いわゆる動物プランクトンで、魚類の餌となっている。
これが商品としての「ちりめんじゃこ」に混じると、とげとげして食感が悪いので「安物」として扱われる。

高校生の実験結果にはタツノオトシゴも混じっていた。
これを見つけたら四つ葉のクローバのように幸運がつかめるかも・・

研究発表後の高校生の感想
「こんなめんどくさいこと、二度としたくありません!」





  1. 2008/03/04(火) 23:16:51|
  2. 実験|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

プロフィール

zacco

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Archives

Category

Links

DTIブログポータルへ
このブログを通報
Report Abuse

利用規約