環境カウンセラーの日々

2008年、環境カウンセラー(環境省)資格を取得したのを機にブログを開設。 自然環境、旅、モノなどについての独り言。

2008.06.30(Mon)

閑かさや岩にしみいる

 雨上がりの夕暮れ、H川上流にカジカガエルを探しに出かける。
曇天でいつもよりも薄暗く、渓流の岩場は湿っぽく蒸し暑い。
両生類の観察には最適の条件である。

それなのに、一向にカジカガエルの鳴き声が聞こえない。

 5年ほど前はこの付近でたくさんの個体を見たのに、数が激減してしまったのだろうか・・・と思いつつ、暗くなるのを待っていると、木陰でゲンジボタルが点滅を始めた。下流域ではとうにホタルの季節が終わったのに、ここではまだ盛りを迎えている。

 さらにホタルの数が増してくると、急にカジカガエルが鳴き始めた。渓流沿いの林の奥から、徐々に川に近づいてくるのがわかるほどである。http://www.nat-museum.sanda.hyogo.jp/education/frog/zukan/kajika.html
(兵庫県立人と自然の博物館HP「カエルの鳴き声を聞いてみよう」より)

目に映るはホタルの明かりのみ。
耳に聞こえるはせせらぎの音とカジカの鳴き声のみ。

しばし、至福の時間を過ごす。



が、すぐ近くの岩の上にカジカがいるのがわかると、我慢できずに懐中電灯を照らし、撮影体勢に入ってしまった。
後で考えれば、この風流な得難い時間をもっと堪能すれば良かったと反省。

一方、カジカガエルはというと、突然に懐中電灯の光とカメラのフラシュを浴びせられ、大迷惑かと思いきや、その光に集まってくる虫たちを捕まえていた。

なかなかのしたたか者である。







  1. 2008/06/30(月) 23:54:09|
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2008.06.27(Fri)

家庭内別居

 先日、飼育中のアカネズミが家出した。
普段から「気配のないペット」であったので、餌が減っていないことに気づいたのは3日後のことだった。
どうも、夜の間にフタのすき間から逃げ出したようだ。
フタを完全に閉めていなかったとはいえ、容器の底からフタまで約40cm以上の高さがある。それを頭胴長約8cmのネズミがその5倍もジャンプしたのである。
(人間なら身長の1.4倍=2.45mのジャンプをすれば金メダルがもらえる)
ネズミは地面をはい回るか地下にもぐる動物だという先入観があったが、「跳ぶ」事は全く考えてもいなかった。

家出とはいえ、屋外には出られないので、室内の押し入れか本棚の裏か冷蔵庫の下あたりに潜んでいる様子で、廊下に餌を置いておくと少しずつなくなっている。
「家庭内別居」生活が始まった。

実は家出は今回で2回目である。
前回も約1週間「家庭内別居」生活をした後、突然、フロ掃除中に排水溝から浴槽に現れ、「フクロのネズミ」状態で御用となった。

●「フロのネズミ」

今回はすでに10日ほど経過し、「プチ家出」ではすまなくなってきたので、県立博物館の先生より、ネズミ専用のわな(シャーマントラップ)をお借りし、室内の通り道に設置した。

●シャーマントラップ。
筒の奥にピーナッツなどの餌を仕掛けておき、入り口を通過した直後に手前のフタが閉まる。ネズミを殺さずに捕獲できる装置である。

仕掛けたその夜、カシャっとフタが閉まる音。
中でカサカサと生きものの気配。
即、捕まったのである。

●トラップの中のネズミ。
長い家出生活の苦労のせいか、一回り小さくなっている。

この家出以来、人目をはばからず、ジャンプ芸を見せてくれるようになった。





  1. 2008/06/27(金) 23:42:03|
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2008.06.10(Tue)

おつかれ〜自然環境調査080608

 前日は雨。
 この時期、雨天時を好んで産卵するのがモリアオガエル。
 卵と膀胱(ぼうこう)に貯めておいた水を後ろ足でこねて、泡状の塊を木の枝先に作る。
 普段は森の中の緑に紛れて、滅多にお目にかかれないが、この時期は真白な卵塊を目印に、あたりを探せば見つかることもある。

〈OK地区〉
卵塊
直径5mほどの浅い池に卵塊が6個。木の枝先からどうやって下に水があるのか判断するのだろうか?さほど目利きは良くなさそうだが・・。

モリアオ
木の枝先で休む個体。雌雄不明。指先の吸盤が大きく発達しており、人間の指に止まらせると、くすぐったいような、妙に気持ちいいような・・何とも言えぬ感触。

産卵後
産卵後のメスか? 疲れ切って、やっとしがみついている様子。お腹もぺちゃんこで眼もうつろ。お疲れ様さまでした。

  1. 2008/06/10(火) 23:52:34|
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2008.06.04(Wed)

がちゃがちゃ〜こんなんありました〜

 大阪・梅田のある場所で、漫画「もやしもん」のガチャガチャを見つけた。1回300円という高価?にもかかわらず、立て続けに2回も回してしまった。
もやしもん本
「もやしもん」
 主人公はつくり酒屋の跡取り息子で農大の学生。自分の回りに生息する「菌」がすべて見えてしまう能力の持ち主という設定で、農大の学生、院生、教授も変人・奇人・ゴスロリ趣味・酒乱・・がそろっている。


中に入っていたのは「菌」のマグネット2個。これは「L.エドデス」(シイタケ菌)

オリゼー
もやしもんに登場する代表的な菌「A.オリゼー」(コウジカビ菌)。主人公の肩にのっていることが多く、側近(菌?)的な存在。

 このプラスティックボールの中に入っている説明書の隅っこに発売元が小さく書いてあり、それが、かの「海洋堂」だった。これまで手がけてきた数々の精密なフィギュアからすれば、何でこの会社が「もやしもん」を・・と思ってしまう。無名の会社でいいので、それよりもせめて200円にしてほしい〜。










  1. 2008/06/04(水) 23:26:10|
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2008.06.01(Sun)

ちっちゃー 〜変態後のタゴガエル〜

 5月25日(産卵後約20日あまり) 
タゴガエルには足が生え、手も伸び始めた。
タゴ足

その全長約2cm。
タゴ2cm


 5月30日(産卵後約1ヶ月)
上陸開始。飼育水槽の水面に出ている水草の上に登り始めた。中には溺れかけているものもいて、あわてて水量を減らし陸地の部分を作る。尾が残っていても上陸を始めている。
タゴ上陸

 
体が濡れているのを利用して水槽の絶壁を登りはじめる個体もいる。指にはたいした吸盤もないのに、見事なプラスティッククライマーである。同時に変態した「蚊」と出会う。
タゴ&蚊


6月1日(産卵後約1ヶ月)
いよいよ変態が完了し、極小のタゴガエルとなった。尾がなくなったので、オタマ時代よりさらに小さくなった。体長約1cm。
タゴ&指


タゴ拡大


この20日間、卵からふ化した後は何も食べずにカエルになったが、ここから先はこのカエルの口にはいるだけの小さな虫(5mm以下)が必要になってくる。
 それは到底無理!ということで、市内の生まれ故郷に連れていき、元の湿地帯に戻すことにした。



*この画面にタゴガエルは何匹いるでしょうか?

  1. 2008/06/01(日) 23:14:26|
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