環境カウンセラーの日々

2008年、環境カウンセラー(環境省)資格を取得したのを機にブログを開設。 自然環境、旅、モノなどについての独り言。

2009.08.30(Sun)

道東へ(その2)

 今回は往復航空券にレンタカーとホテルが付いたフリーツアーにした。


●レンタカー(TOYOTA Vitz ヴィッツ)
釧路〜野付半島〜羅臼〜知床峠〜ウトロ〜斜里〜摩周湖〜釧路の走行距離533Kmを一度も給油せずに約28Lのガソリンで走りきった。ってことは、実質燃費約19KM/Lということになる。長時間のドライブでも疲れず、すばらしい低燃費車である。売れている理由がよくわかる。


●北海道ならではの直線道
北海道では、数キロ以上の直線道路は珍しくはない。が、制限速度50Km/hというドライバーにとっては「酷な」場所が多い。15年前来たときには「ゆっくり走ろう北海道」という看板やポスターがあちこちに貼られ、ドップラー効果付きの偽パトカーサイレンがよく鳴っていたのだが、今回は過剰な「安全運転」啓発運動はなかった。ドライバーのマナーが向上してきたせいなのか・・?


●高速道?一般道?
片側2車線の一般道。気づかぬうちにスピードが出てしまう。通行量も多くなく、これも、北海道振興のために作られた道路か?自民党政権のうちに、道路工事をあちこちで慌ててやっているように思えるのは、ちょっと考え過ぎか・・。






  1. 2009/08/30(日) 18:09:49|
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2009.08.30(Sun)

道東へ(その1)

 例年よりもかなり遅れて夏休みを取り、約15年ぶりに北海道に行く。
前回は千歳・帯広・旭川・釧路・網走を駆け足で巡ったが、今回は釧路〜知床の道東限定の旅にした。


●ANA985便 
伊丹を12:15に離陸し、約2時間で到着する。雑誌を買い込んだが、コーヒーを飲んで機内の新聞を読み、風景を見ているうちに着いてしまった。


●富山平野の扇状地形
地理オタクの血が騒ぎ、空いていた窓際の席から下を眺める。北アルプスの急峻な斜面を流れてきた河川は、平野部で穏やかな流れになり、そこに土砂が堆積して「扇状地」をつくる。まさに高校の地図帳に載っていたそのまんまの景色で感激する。


●釧路市街地と釧路湿原
もう少し北側を飛行してくれていたら、釧路川の蛇行(これも典型的な地形)が見られたかも。


●牧場
平坦な地形と牧場の景色は外国のよう。




  1. 2009/08/30(日) 17:31:53|
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2009.08.24(Mon)

こんなところに

 昨日、「丹波の森公苑」主催の水生生物観察会講師として柏原町に行く。県北部へ行くときにこの町を通過することはあっても、ここでゆっくり滞在したり、ましてや生物調査をしたことはなかった。(その昔、一度だけ高校時代の友人に古い町並を案内してもらったことはあったが)


●観察会風景
水田地帯の真ん中を流れる水路。
コンクリート3面張りで、水深は10cmほどしかない。しかも8月はじめの大雨で、砂ごと水生植物も濁流に流されたらしい。主催者から「メダカがいる」と聞いてきたのに、この水路を見た直感では「ムリムリ」と思った。
が、実際に採集を始めるとメダカ、シマドジョウ、モツゴが簡単につかまり、さらにアブラボテ(県レッドデータCランク)というタナゴ類まで生息していた。

どうも、この水路ではなくどこか別の場所で、これら魚類の供給源があるようだ。今回はその探索までは出来なかったが、次への課題である。(それまで、その場所が安泰でありますように・・)

ともあれ、昨日で今夏の観察会はおしまい。
「水辺の観察」は「自然そのもの」が講師の力量不足をカバーしてくれるので助かるし、講師自身も楽しめるのがいい。気持ちの良い疲れの余韻が残る。


  1. 2009/08/24(月) 23:21:33|
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2009.08.20(Thu)

外来種はびこる

 今夜NHK総合TVで「ちょっと変だぞ日本の自然」
http://cgi4.nhk.or.jp/feature/index.cgi?p=cfjUBwTR&c=1
を観る。オオクチバスなどの「有名どころ」はすでにいろんなニュースで取り上げられているが、目立たぬところで特定の外来種がどんどん日本中にはびこってきているというお話。

実は今日、この事実を目のあたりにした。

場所は猪名川中流域。

カダヤシ
●カダヤシ
以前、この地域でメダカを確認していたので、「メダカ」と観察会で説明してしまったが、よく見ればシリビレが丸いのであわてて「カダヤシ」に訂正する。北米原産で、蚊のボウフラ退治のために移入された。


●タイワンシジミ
日本原産の「マシジミ」と区別しにくいが、以前、人に同定してもらったところ「タイワンシジミ」とのこと。味噌汁よりも中華スープにあうのだろか・・


●アメリカツノウズムシ?
水温28℃、どう見ても富栄養の水域で発見。日本在来のナミウズムシ(=プラナリア:高校生物の再生実験で有名)はきれいな水の指標生物になっているが、この種は汚れにも強そうである。体もでかくて(25mm程度)今後、中下流域のプラナリア界で君臨しそう。


●ミシシッピーアカミミガメ(ミドリガメの成長したもの)
普通、カメは人の姿を見ると「チャポン〜」と水中にもぐってしまうが、ここのカメは首を伸ばして近づいてくる。誰かが餌付けしているのか、それとも人に飼われていたものか・・。いずれにしても、性格が図々しいので、在来のカメ(イシガメやクサガメ)を蹴散らしてしまう。


●キンギョ
川の深みで群れていた。先日の花火大会の後に誰かがまとめて放流したようだ。目立つのと動きが遅いので、そのうち子どもの網かサギのくちばしに捕まってしまうだろう。

他にもオオクチバスやオオカナダモなど、水の中に多くの外来種がはびこっているが、さらに河川敷・堤防には外来植物が百花繚乱。一説には大阪空港に近いので、かつて国際空港であった頃に航空機の車輪に種子がくっついて、日本に着陸の際に車輪から離脱したという話もある。








  1. 2009/08/20(木) 00:02:22|
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2009.08.18(Tue)

夏期研修

 所属するNPO法人(http://www.wildlife.or.jp/)のメンバーと共に小学校教員向け研修の講師を務める。


●室内講義
2日間のうち1日目が水生生物の観察(私が担当)&岩石の観察(K氏担当)


●せせらぎ水路(川西市小花):実習場所
猪名川と平行して流れる水路。人工的な水路であるが、コンクリートの構造物がほとんど無く、底は柔らかい砂地で岸辺には草が生い茂っている。子どもの水遊びににはちょうど良い場所である。ただ、一見きれいな水に見えるが、実は富栄養の水が流れており、「泳ぐ」のには向いていないかなと思う。画像の幼児が水を飲まなければいいが・・


●水生生物採集
希望者研修のせいもあって、参加された先生方は非常に熱心で、時間が来てもなかなか水から上がってこられなかった。

採集された生物
(魚類)オイカワ、カワヨシノボリ、スジシマドジョウ、カダヤシ
   、キンギョ

(両生類)ウシガエル幼生

(水生昆虫*トンボを除く)シロタニガワカゲロウ、ヒラタカゲロウ類、オオシマトビケラ、
         シマトビケラ類、ヒゲナガカワトビケラ、ヒラタドロムシ

(トンボ類)コヤマトンボ、コオニヤンマ、オナガサナエ

(甲殻類)ミナミヌマエビ、スジエビ、モクズガニ(死体)

(その他)ウズムシ(プラナリア)類、ヒル類、ミズムシ、サカマキガイ、タイワンシジミ?

生き物の種類からして、まずまずの水環境かと思うが、以前と比較すると生物種数が減少し、逆に外来種の割合が増えてきている。








  1. 2009/08/18(火) 22:19:41|
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2009.08.09(Sun)

自然から学ぶ特別集中セミナー

 8月上旬、自分の所属するNPO法人主催の「特別集中セミナー」にスタッフ兼講師の一人として参加する。
http://www.wildlife.or.jp/hp/seminar/H21/semina2009.html


●開講式
昨年度までは、現職教員のみを募集し、10人〜20人程度の参加者であったが、今年は小学校幼稚園教員養成系の大学にも声をかけ、学生の参加者を募ったところ、合計40名も受講することになった。しかも参加者の平均年齢がぐっと下がった。


●水生生物の採集(三田市羽束川)
7月末の大雨で例年よりも水量が多く、しかも当日、雨が降り出したが、参加者は童心に帰って「川遊び?」に興じていた。中には川遊びそのものが初めての参加者もおり、何名かは水中で転倒した。泳げるほどの清流なので、衣類がずぶ濡れになっても気にならない。


●水生生物の同定
もちろん「川遊び」だけでなく、網を使って水生生物を採集し、図鑑を見ながらまずは自分で同定する。サワガニはともかく、イモムシ状のヒゲナガカワトビケラなどは「ありえな〜い」と学生達は叫んでいたが、次第に慣れ、手で触れるようになっていた。そのあたりはさすがに教育系を目指す学生である。


●昆虫採集
2日目の午前中は昆虫採集に出かける。まずは網の使い方から。昆虫の種類によって網の使い方が違うことを聞いて、一同、感心していた。最初は不器用に使っていたが、後半には難しいトンボや蝶を捕まえる人もいた。

今回、初めて多人数で実施し、大きなトラブルもなくやり終えたが、ただ、時間配分、雨プロ(雨天でのプログラム)の用意、安全確保(マムシ、蜂、増水)など、今後の課題も生じている。





  1. 2009/08/09(日) 22:41:57|
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2009.08.03(Mon)

世界遺産 in 広島(その2)

広島のもう一つの世界遺産は厳島神社(宮島)。
ここはB&Bが「もみじまんじゅう!」を流行らせた頃に訪れて以来、20数年ぶりである。


●厳島神社の大鳥居
宮島に渡るにはいくつかのフェリー会社があるが、JRフェリーの航路が一番、大鳥居に近い。この大鳥居近くまで行く「カヌー・ツアー」もあるらしいが、屋久島のような自然遺産ならともかく、大鳥居とカヌーは似合わない。島側から大鳥居を記念撮影している人に怒られそう・・。


●厳島神社
写真では逆光になってしまったが、神殿の朱色、海の色、空の色、対岸の山の緑のコントラストが美しい。が、この神社についての説明書きがほとんどなく、文化遺産としての価値がわからない。特にこれほど多くの外国人が訪れているのに、外国語での説明や案内表記がもっとあればいいのにと思ってしまう。


●宮島ロープウェイ
宮島は海岸から急に山が迫り、その最高峰が弥山(みせん:535m)である。登山の用意はしていたが、急に気温が上がってきたのと山の等高線の間隔が狭いのに躊躇し、ロープウェイを利用することに。数分で一気に高度を稼ぎ、広島湾の向こうに広島市街が見えてくる。


●ニホンザル
ロープウェイ頂上駅付近に生息するニホンザル。日に何度か係員より穀物などを与えられている。以前は観光客からもおやつをもらっていたようだが、「餌を与えない」ことが徹底され、観光客におねだりしたり略奪したりすることはない様子。かといって人を恐れることもなく、ちょうど良い距離感で生息している。


●弥山山頂より能美島
ロープウェイ山頂駅より山道を歩いて30分で弥山山頂に到着。
昨日までの大雨が、空気中の塵を洗い流し、瀬戸内海を一望できる。四国松山の石鎚山系までも肉眼で見える。手前の大きな島は「能美島」で、学生時代に自転車で一周したことなどを思い出す。


●弥山原始林看板
宮島は厳島神社がある神聖な島で、弥山には照葉樹の「鎮守の森」が広がっていると思っていたら、じつは原始の森はごくわずかで、しかもその樹種が針葉樹の「ツガ」であった。やはり小さな島で多くの人が暮らしていると、大半は二次林になってしまうのは仕方ない。しかもシカが生息しているし。






  1. 2009/08/03(月) 22:04:19|
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