環境カウンセラーの日々

2008年、環境カウンセラー(環境省)資格を取得したのを機にブログを開設。 自然環境、旅、モノなどについての独り言。

2010.07.31(Sat)

お〜り と〜り いりむてぃ?むし

 いつまでも西表の余韻に浸っていないで、次の話題に行きたいが、今回はいろいろな生き物に出会えたので、ブログをメモ代わりに使うことを優先する。

今回の旅では、参加者のうちの何人かは特定の生き物に詳しい「むし屋」「鳥屋」さんなどがいて、この人たちからもいろいろと教えてもらうことが多かった。

特に同部屋だったAさんは私が目覚めたときには早朝の「昆虫観察」に出かけていたし、バス内でしゃべっていても視線は常に車窓外にあり、話の最中にも
「あっ!・・アサギマダラ」「・・ムラサキ!」と叫んでいる。
自分も動物の動きには目ざといと思うが、「むし屋」さんはその上をいく・・というか視点が全く違う。

●イワサキクサゼミ
日本最小のセミ。
これもAさんが早朝の散歩で見つけてきた。

●イシガキゴマフカミキリ
西表では普通に見られるらしいが、今回、初めて観察できた。

●リュウキュウアサギマダラ
これも普通に見られる種らしいが、別の「むし屋」さんが捕虫網で捕まえて見せてくれた。(その後、放免)

●アオムネスジタマムシ
内地の玉虫とはまたちがう輝きをもつ。
海岸に近い古民家の庭木で見つけた。

●浦内川軍艦岩〜マリゥドの滝歩道
緑色があふれる世界。
この道沿いにも多くの昆虫、両生類、は虫類が潜んでいた。

●ヤマンギ(クヌギカレハの幼虫)
あたり構わず木の枝をつかんだときに、この虫の毒毛に触れてしまうと、とんでもなく痛いらしい。地元ではハブ以上にいやがられている。

そのほかにも「むし屋」さんが捕獲したバッタ類、蝶類、トンボ類を見せていただいた。


自分はどちらかというと「お水系」で、タモ網で生き物を探していた。
今回の自慢の一品はコレ。(ムシではなく甲殻類)
●コンジンテナガエビ
日本最大のテナガエビ。
ハサミのある脚の長さは20cm以上にもなる。
沖縄県の川にすむが、幼生時代は海で育ち成長すると川に戻ってくる。
(大半のテナガエビも同様)



















  1. 2010/07/31(土) 23:53:27|
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2010.07.27(Tue)

お〜り と〜り いりむてぃ?両生類

年中暖かいということは両生類にとっても「冬眠」しなくていいという利点があり(冬眠もエネルギーを使わずに体を休めるという意味では利点なのかも)、八重山諸島では1〜2月の真冬に繁殖期を迎える種類も多い。

●アイフィンガーガエル
ドイツ人研究者の名前がそのまま付いたので、少し格式の高いカエルのように思えてしまう。(スミスネズミなんかもそう)
確かに、日本国内のカエルの中では研究するに値するほどの面白い習性を持つ。親は樹のうろにたまった雨水の中に卵を産み、その中で孵ったオタマジャクシにエサとして無精卵を与えるという。国内では唯一子育てをするカエル。

●サキシマヌマガエル
こちらは西表ではあちこちで見ることができる。
ただし、ジャンプ力があるので素手で捕まえることは難しい。

●リュウキュウカジカガエル
本州のカジカガエルに比べて小さい。(体長3cmくらい)
しかも「渓流のカエル」というイメージとはほど遠く、人里の用水路などでも見つけることが出来る。
小さい割にジャンプ力があり、一度逃がしてしまうと捕まらない。

まだまだ他にも両生類は生息しているのだが、両生類の生息場所=バブの生息場所でもあるので、夜間に水辺に近づけない。
今回の旅で見つけた両生類はこの3種だけだった。















  1. 2010/07/27(火) 22:31:04|
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2010.07.24(Sat)

お〜り と〜り いりむてぃ?は虫類

「西表のジャングルには毒蛇がうじゃうじゃいるんとちゃうん?」と人に聞かれるが、遭遇しそうなのはサキシマハブぐらいで、しかも沖縄本島や石垣島のハブに比べるとやや毒が弱い。(とはいっても危険生物!)

●サキシママダラ
博物館の先生が夜間採集に出かけて、捕獲してきた。

●サキシママダラの反撃
毒は無いが、牙が細く鋭いのでかまれるとかなり痛い。

●サキシマカナヘビ
日本のカナヘビでは最大。
シダの葉に隠れて、葉から葉へ移動する。

●イシガキトカゲ(浦内川沿い)
体にはストライプ、尾はマリンブルーの美しいトカゲ

●日光浴中のキシノウエトカゲ(浦内川沿い)
全長40cm近くある日本最大のトカゲ。

●サキシマキノボリトカゲ(浦内川沿い)
トカゲと名が付いているが、どちらかというと「カメレオン」に近い種。

●サキシマキノボリトカゲの擬死(死んだふり)
カメレオンのように体色を変化させることは出来ないが、死ぬふりをして大型動物からの難を逃れる。

●ホオグロヤモリ(民宿)
部屋の明かりに集まる昆虫たちを狙って、ヤモリが窓ガラスにはり付いている。

年中暖かいということは、変温動物にとってはパラダイスなんだと実感できる。夜間歩いても、山道を歩いてもは虫類、両生類、昆虫類とは何度も遭遇できる。



















  1. 2010/07/24(土) 22:57:04|
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2010.07.21(Wed)

お〜り と〜り いりむてぃ?浦内川遡上

西表島北西部の浦内川河口から遊覧船に乗り、終点軍艦岩で降りてカンビレ-の滝まで徒歩で往復する。(片道約2.5km)

25年前にも、縦走するつもりで同じコースを歩いた。
その時はテントと食料を担いでいたため、足早に歩いたものの途中でバテてしまい結局、山中の渓流沿いで野営となった。
先生の話によると、このコースには夜間サキシマハブが多数出没する場所があると聞き、25年前の無謀さを反省。

●浦内川遊覧船
私たちのツアーでほぼ貸し切り。帰りの船もやや遅い時間帯でチャーターできた。そのあたりが「団体」の特典か・・。

●浦内川沿いの景観
手前の淡緑色の林がマングローブ林、その向こうの山が亜熱帯林。西表島=秘境のジャングルというイメージがあるが、川沿いの森は建築材、燃料材として利用されたことがあり、原生林ではない。

●サキシマスオウノキ
大きな板根を持つ。太く幅のある根で巨木を支える。かつてはこの板根を船の舵として利用したらしい。

●マリュドウの滝
 この滝が見える展望台まで、コース紹介では20分ほどの距離だが、私たちはトカゲや昆虫が出てくるたびに立ち止まって、写真を撮ったり先生に質問したりでなかなか進まない。結局、その倍近く時間を費やしてしまった。
 以前はこの滝の近くまで近寄ることができたが、何やら人身事故があったとかで現在は立ち入り禁止になっている。

●カンビレーの滝
マリュドウの滝より200mほど上流にある。
なだらかな岩の上を水が流れているので、ウォータースライダーのように遊べそうだが、その下は深みになっていて、あくまでも自己責任で。
距離的にも、景観的にもお弁当ポイントとしては最適地。
ただしカラスには要注意。
弁当を直接狙うのではなく、食べている人の真上に飛んできて糞をポトリ。
→それがお弁当に命中する
→人は弁当を捨てる
→その弁当を手に入れる
という、確信知能犯。

●ポットポール
滝の流路にはあちこちに壺状の穴が空いている。
元は岩の窪みで、そこに石が乗っかると水の流れでその石が回転しながら岩をまあるく削っていく。(その丸くなった石は東京の科博に保存されているらしい)

●ポットポールの住人?
そのポトポールという水たまりも生物のすみかになっている。
ヒメアマガエルのオタマが水面近くに、リュウキュウカジカガエルのオタマが底に棲み分けて生息している。

●ポットポールの住人?
キバラヨシノボリ
琉球列島の河川中上流部にすむ。
浦内川では汽水域も含めると約400種もの魚類が生息し、一河川としては日本有数の魚種数。
時には2m近いサメも河の中に入ってくるらしい。








































  1. 2010/07/21(水) 18:44:34|
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2010.07.18(Sun)

お〜り と〜り いりむてぃ?ヤマネコの天敵

西表島ではイリオモテヤマネコは生態系の頂点にあるため、成獣を直接襲うような動物はいないし、エサを奪い合ったり生息場所を脅かすような競争相手もいない。
が、唯一、天敵となっているのは「クルマ」。
●交通事故件数
内地だと交通事故件数と死亡者数が警察署などに掲示してあるが、この島ではヤマネコの事故情報が野生生物保護センターや観光案内所、「竹盛旅館」にまで掲示してあった。

●島東部の道路
道幅も広く、通行量も少ないのでクルマはついついスピードを出しすぎてしまう。これが夜間になるとヤマネコが道路横断中にひかれてしまうことになる。

●アンダーパス
新しく作られた道路では、ヤマネコが直接道路に出ないように道路の下に動物専用の通路が作られている。(まだまだ数は少ないが・・)

また、スピードが出そうなところには「ゼブラゾーン」という凸凹が道路上につけてあった。(内地では、小学校のそばの道路にもつけてある)

●セマルハコガメ
天然記念物、絶滅危惧II類(VU)。

この種も平地に近い林に生息し、舗装道路をのんびりと歩いていることがある。
このカメもクルマにひかれたり、側溝に落ちて這い上がれぬまま命を落とすことが多いらしい。

●側溝
新しいタイプの側溝では、山側の側面の角度が緩やかになりカメ類、カエル類が側溝に落ちても這い上がれるような工夫がなされている。













  1. 2010/07/18(日) 23:28:45|
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2010.07.17(Sat)

お〜り と〜り いりむてぃ?イリオモテヤマネコ

環境省西表野生生物保護センター(ワイルドライフセンター)を見学。
http://iwcc.a.la9.jp/

●イリオモテヤマネコ(亜成獣の剥製)
国の特別天然記念物(文化庁)でレッドデータブック絶滅危惧IA類:ごく近い将来の絶滅の危険性が極めて高い種(環境省)。
文化庁は文化財という「物」扱いで、生息環境も保全するという視点がない。

「西表島に行ってきた」と人に言うと必ず「ヤマネコおったか?」と聞かれるほど、この島の代表的な動物。
しかし、実際はこれまで3回の訪問中には遭遇できていないし、前回足跡を発見したのが唯一の出会いだ。(同行者は一瞬、夜間に光る眼を見たらしい)
http://taniyan.dtiblog.com/blog-entry-33.html

この施設では、このイリオモテヤマネコをはじめカンムリワシなどの西表島に生息する希少な生き物の情報が得られる。
●ヤマネコの目撃情報と事故情報

「交通事故」という人為的な傷害がありながらも、推定100頭前後の個体数が維持されている。100という数字は種の存続という意味ではたいへん心もとない数だが、それでも長年この小さな島で少ない個体数で独自の進化を続けてきたことは「強い種」であるともいえる。

ここでは、傷ついて保護し、森に帰ることの出来ないヤマネコも飼育されている。それを直接見ることはできないがライブカメラの映像を館内で見ることができる。夜行性なので、開館時間中は「お気に入りの場所での昼寝」している姿しか見ることができないが、たまに猫らしい背伸びや爪研ぎの様子も見られる。
私たちは、別室でこの猫が蛇をつかまえて完食してしまうまでのビデオを見せてもらうことが出来た。
http://www.sizenken.biodic.go.jp/pc/live/html/index.html

●カンムリワシ
ヤマネコと同様、国の特別天然記念物(文化庁)でレッドデータブック絶滅危惧IA類。

●カンムリワシ発見
ヤマネコと違い昼行性なので、遭遇する率が高い。4日間の滞在中に3回見ることができた。電線に止まっていることも多く、クルマにひかれる蛇やカエルなどを待っているらしい。クルマにひかれることも多いヤマネコと違って、こちらはうまくクルマを利用している。












  1. 2010/07/17(土) 11:22:55|
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2010.07.13(Tue)

お〜り と〜り いりむてぃ?お宿

前回(2008年)は西表西海岸のリゾートホテル風の宿だった。
http://taniyan.dtiblog.com/blog-entry-34.html

今回は東海岸の大富という集落にある「竹盛旅館」という名の「民宿」。
http://www.takemori-inn.net/

●竹盛旅館
一見、ホテルのように見えるが、台風が来るので頑丈なつくりになっているだけで、部屋の内装は民宿そのもの。各部屋にユニットバストイレ付、一泊二食付きで¥7500前後。

●フエフキダイのマース(塩)煮
塩だけの味付けのため、魚の味がよくわかる。白身の美味しい魚だが、小骨が多く、さくさくと食べられないのが難点。

●夕食
上の魚に加えて、原始米、ビンチョウマグロの刺身(赤)、カワハギの刺身(白)、もずく、豚足の煮物。

●朝食
島豆腐の味噌汁、サワラの味噌づけ+シクワァーサ、ゴーヤ、パパイヤのかんぴょう風。

手の込んだ豪華な料理ではないけれども、毎食とも新鮮な魚、野菜、フルーツが付き、ある意味贅沢な食事だった。

●お茶
当地で売られていたお茶。
緑のペットボトルは「お〜いお茶」だと思い込んでいたが、よく見てみると「ハイサイお茶」だった。(確かに意味は「お〜いお茶」だが・・)


















  1. 2010/07/13(火) 21:54:44|
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