環境カウンセラーの日々

2008年、環境カウンセラー(環境省)資格を取得したのを機にブログを開設。 自然環境、旅、モノなどについての独り言。

2012.03.20(Tue)

学園小ビオトープ 水草の植栽

手がしびれるほど水が冷たく、水辺の活動には時期が早すぎるとは思いつつ・・6年生があと数日で卒業してしまうので、それまでに屋外での活動を一度はやっておきたかった。

また、この時期に水草を植栽しておけば、水がぬるんで日の光が明るくなって来ればぐんぐんと新芽を伸ばし始める。

●何もない人工池

ここにまず水草を植えるのが今回の目的。

●植木鉢に砂入れ
水草は水を通して養分(無機物)が摂取できるので、最初に入れる土はそれほど腐葉土でなくても良い。
土だと水の富栄養化につながるので、今回は砂を入れることにした。

●植栽
水草を植木鉢の中に入れていく。

●植栽した抽水植物
水に入れると植物自体の浮力で根が浮いてくるので、砂の上にバラス(砂利)をまいておく。

●池に設置
抽水植物は水没しないように、下にブロックを置きその上に植木鉢を置く。

他に、ジュンサイ、フサモ、ガガブタの殖芽を水中の砂の部分にまき、ミズユキノシタは水際の土が露出している部分に植え付ける。

また、池のそばに無造作に転がっていた丸太を大人4人で移動させ、水中に沈める。
その横に砂を投入し、水際の湿地帯を作った。
そこにはまた別の植物を植える予定。

●1回目のビオトープつくり終了

すべての水草が生育するとは思わないが、ひとまず「春」がくるのを待ってみよう。
  1. 2012/03/20(火) 20:46:15|
  2. ビオトープ|
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2012.03.18(Sun)

芦屋浜生物調査3月

兵庫県生物学会阪神支部主催の芦屋浜生物調査に参加した。

芦屋浜(正しくは潮芦屋ビーチ)は埋め立て地のさらに先にある埋め立て地の先にある人工海浜。

完成して9年近く経過しているがゴミも少なく砂浜がキレイに保たれている。

●プランクトン調査
水も透明(水温が低いので?)で、赤潮の原因となるような植物プランクトンは少なかった。

●水生生物調査
二人で網を引いて、主に海岸近くの小魚などを捕獲する。

●水生生物調査
動物、海藻、砂など網にかかったものすべてをバットに移し、その中から動物をより分ける。
兵庫県立甲山高校、伊丹北高校の生徒も参加。

●スズキの幼魚
今回、最も多かったのがコレ。

●キビレ(キチヌ)幼魚
これも数が多い。

●ヒメハゼとアユの仔魚
ハゼはかなり成体に近い。
アユはまだ体が透明で、河に遡上する前の姿。

●カレイ類
全長はまだ1cm程度。
それでもすでに目が片方に寄り、「カレイ」の姿をしている。

●干潮の磯
ここには砂浜だけではなく、「人工磯」も造成してある。
そこには貝類、カニ類、海藻など多数の生物が生息する。
アサリを狙って潮干狩りをする人の姿も見られる。

埋め立て地に作られた小さな人工の砂浜と磯ではあるけれども、それでもこれだけの生き物が生息してる。

ということは、逆に考えると日本の海岸は埋め立てによってかなりの部分が人工的なコンクリートに変わってしまい、それによって多くの生き物の生息場所が奪われたということになる。

今後、海岸を埋め立てる場合は、そのうちの何割か自然海岸を残す、または芦屋浜のように後で人工的に造成するのを義務化するか、そのような法規制があればいいのだが・・。

  1. 2012/03/18(日) 12:05:43|
  2. 調査|
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2012.03.15(Thu)

ブタの脳、腎臓の解剖 注:解剖画像あり

昨年に引き続き、ブタ頭部の解剖実験を実施する。
希望者のみの特別講座で、昨年は男子の参加は0名だったが、今年は30人中5人ほど。相変わらず女子の方が好奇心旺盛のよう。

昨年の様子→http://taniyan.dtiblog.com/blog-entry-220.html

●解剖中
ブタ頭骨はかなり硬く、数人で頭を押さえつけて、一人がノコギリでひいてゆく。

●頭骨切断
かなり頭骨が分厚いのがよくわかる。

●脳の摘出

●脳の重さ
約100g。(人の成人男性で約1400g)

この後、脳を切断した。(詳細は昨年を参考)

今年は腎臓と心臓も注文し、それも切断してみた。
注文先「東京芝浦臓器」→
http://www.tsz.co.jp/info/

●腎臓外観

●墨汁を注入
注射針で腎動脈から墨汁を注入する。

●腎臓切断
腎動脈から下半分だけに墨汁が入った模様で、下半分だけが黒く染まっている。

●糸球体(顕微鏡)
墨汁の入った方の切片を顕微鏡で拡大すると糸球体の形状がよくわかる。ボーマンのうには墨の粒子がこし出されないので、そちらの方はそまっていない。

心臓の方は、業者の方で事前に切断してあったので(それでないと外部に出せない決まりがあるらしい)、逆に心臓の4つの部屋が確認しにくくなっていた。

心臓(大動脈付き)
それでも、心臓壁が分厚いことと、弁の存在がよくわかった。
  1. 2012/03/15(木) 18:52:27|
  2. 実験|
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2012.03.12(Mon)

ホタル水路をつくる2012

三田市深田を流れる池尻川。
ニュータウン建設前はホタルが乱舞していたらしい。
ところが今、「川」とは名ばかりで、三面コンクリート張りの農業用水路として使われている。
普段は水深数センチの水が流れているだけ。

そのためゲンジボタルとヘイケボタルが上流部でチラホラと見かける程度に減少してしまっている。

そこで「武庫川上流ルネッサンス懇談会」
→ http://www.sanda-river.jp/kondankai/kondankai_top.htm 
が、ちょっとした工夫でホタルの保全を行うことを計画し、その計画を兵庫県立有馬高校理科部の生徒達が設計図を書き、それをもとに保全作業を行った。

昨年の様子→
http://taniyan.dtiblog.com/blog-entry-216.html

三面コンクリートのままではホタル幼虫や餌になるカワニナ(巻き貝)が水に流されてしまう。
そのため昨年は幅の狭い池尻川に張り出すように材木を設置し、そこに土砂が堆積するようにしてみたが、夏の豪雨でたまっていた土砂は一気になくなってしまった。

そこで今回は岸に沿って岩石と材木を並べてみることにした。
●設置作業中

●設置作業中

力仕事は高校生に任せて、私は昨年度設置した材木によって、秋以降に堆積した土砂のまわりを探ってみた。


採集した生物は・・
●カワニナ
ホタル幼虫の餌として十分の数が生息していた。

●ミナミヌマエビ
堆積した土砂のまわりに多数生息。

●アメリカナミウズムシ?(プラナリア)
外来種。これも石の裏側に多数生息。

●アメリカザリガニ
外来種。
ホタル幼虫を補食するかもしれない・・。

●シマヒレヨシノボリ (トウヨシノボリ 縞鰭型)
数は多くないが、流れのゆるやかになった小石の下に生息。
元々は止水性の魚で、上流にあるため池より流下してきた・・?

他にタニシ類、マツモムシ、ミズムシ(アセルス)、サカマキガイなど

ホタル幼虫そのものは見つかっていないが、材木を設置して土砂が堆積するだけでこれだけの生物が生息することができる。

  1. 2012/03/12(月) 22:44:26|
  2. ビオトープ|
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2012.03.07(Wed)

学園小ビオトープ

三田市立学園小学校でもこの冬よりビオトープつくりが始まる。

武庫小の場合は水草の植栽時期の関係もあって、ビオトープについて説明する時間もなく、いきなりコンクリート池の整備を始めた。
武庫小ビオトープ→
http://taniyan.dtiblog.com/blog-entry-28.html

学園小は冬にスタートしたので生き物が動き出すまでに少し時間があった。
三田市有馬富士自然学習センター学習指導員とともに黒板やプロジェクターを用いて水草の役割などを説明する。


その後、コンクリート池の断面図を班ごとに配布し、各班でビオトープの設計図を描いてもらう。
事前に説明したこともあって、抽水植物、浮葉植物、沈水植物などをうまく配置している。





次回、3月はいよいよ池に水を入れ、水草の植栽が始まる。
  1. 2012/03/07(水) 20:46:27|
  2. ビオトープ|
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2012.03.06(Tue)

スティーブ・ブラウンさん

三田市有馬富士自然学習センターのウィークエンドセミナーをスタッフ兼任で受講する。

今回の講師はアメリカ・イェローストーン国立公園でインタープリターとして活動するスティーブ・ブラウンさん。
真冬はイェローストーンが雪に閉ざされるので、日本で活動されている。
奥様は日本人。
日本語は堪能で、我々よりも語彙が豊富かも。

●室内で

座り込んで子ども目線で話をする。基本的に親の方は見ない。
どんな小さな子も無視せず、名札を見て名前で呼びかける。

●屋外で

日本では身近なところにすんでいながら野生動物(ほ乳類)を直接眼にすることが出来ない。
毛皮、骨、フンなどを森の中にあらかじめ仕込んでおき、子ども達が自分の眼で見つけられるようにしている。

結局、約2時間の講義中、生きている生物を見ることはなかったが、子ども達は飽きることなくスチーブさんの話に聞き入っていた。

まさに「プロフェッショナル」の技。

これだけの質の高い内容の講座であるのに、参加者がわずか3家族だけというのはもったいない!
  1. 2012/03/06(火) 00:24:35|
  2. 観察会|
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