環境カウンセラーの日々

2008年、環境カウンセラー(環境省)資格を取得したのを機にブログを開設。 自然環境、旅、モノなどについての独り言。

2008.03.24(Mon)

九酔渓温泉一泊2食付き

 先の阿蘇野焼きの旅に話は戻る。

熊本県阿蘇で野焼きと阿蘇の噴火口を見学した後、大分県玖珠郡九重町(ここのえちょう)にある「九酔渓温泉2匹の鬼・花別荘」という長〜い名前の宿に泊まる。http://www.geocities.jp/rinnrinnsui/kyuusuikei-oni.htm

 フロントと食事をする本館と離れの宿泊部屋に分かれており、一見豪華なようだが、建物自体はそれほどお金をかけていない様子。
(画像はすべて拡大できます。)
建物

 しかし、1泊2食付き¥12000(一人)という値段からすれば、部屋、風呂、食事ではかなり上質なサービスを受けられる宿だった。

部屋
〈10畳くらいの部屋には大きなソファ&大きなこたつに広いテラス、さらに別に寝室もある〉

露天風呂
〈部屋ごとにかけ流し温泉露天風呂もついてくる。下の駐車場や隣の棟から一部のぞかれるのがスリル満点・・〉

個室風呂
〈さらに本館横に貸し切り風呂が5種類もあって、自由に入ることが出来る。写真は、かけ流し温泉「檜風呂」〉

極めつけはその食事。
まず、夕食は・・
夕食
〈ここに写っているのは第1部で、その後もスープ、桜飯、帆立のグリル、梅そば、最後に重量感のあるチョコレートケーキ、アイスクリーム&コーヒで締め〉

まだ夕食の余韻があるのに・・翌日の朝食は
朝食
〈画像左上の魚の干物は自分で炭火で焼いて食べるのである〉

 品数が多いだけでなく、各品々が大分の海と山の幸をふんだんに使っており、「ゲストをもてなす精神」にあふれた食事だった。
 朝風呂にも入って、ゆっくり食事をして、・・気がつけば他の客はすべてチェックアウトを済ませて駐車場が空になっているのに、我々はまだ浴衣姿でウロウロしていた。(友人はさらにもう一度風呂に入った)

 まったりとした「一泊2食付き」であった。






  1. 2008/03/24(月) 23:39:58|
  2. |
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
2008.03.22(Sat)

自然環境調査080320

 3月20日、昨日来の雨にもかかわらず、「午後から回復」という天気予報と晴れ男伝説(根拠のない!)を信じて調査に出かける。
が、結局、天気には恵まれず、冷たい雨と北風にさらされることになった。

◆YT地区
 ミニ住宅地と里山の間に水田が広がる。前日の大雨で水田にも水たまりが出来ていた。四つ辻風景

 水田の周囲には土で仕切られた水路があり、そこには多数のアカガエル類(ヤマアカかニホンアカかは今後同定)の卵塊があり、すでに小さな幼生(オタマ)も泳いでいた。他の地域ではアカガエルの産卵に適した水田は点在しているが、ここでは山裾からJRの線路近くの水田まで連続的に卵塊が産みつけられている。
アカガエルオタマ


◆OK地区東部
 比較的大きな新興住宅地に隣接しているものの、里山にも接している農村地域である。ここの水田も土の水路が周囲に作られている。ある一定の水深のある水路にはアカガエル類の卵塊が見つかる。「水路の水深と卵塊の有無は相関関係があるのでは?」というのが同行者の見解。これも追求してみるとおもしろいかも・・
大川瀬水田

 ここの水田の畦を歩いていると季節はずれのカエルの鳴き声が。
シュレーゲルアオガエルである。同行者が声の主を捜し当てると、畦の草むらの中でじっとしている。一昨日の暖かさ(20℃)にだまされて冬眠から覚めたものの、今日の寒さでフリーズしてしまったようだ。写真撮影には最高のモデルである。
シュレーゲル

1ヶ月早かったようだね。
  1. 2008/03/22(土) 00:33:12|
  2. 調査|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
2008.03.20(Thu)

阿蘇の野焼き

 大分の友人に誘われ久住高原(大分県)〜阿蘇(熊本県)に行ってきた。
今の季節、火山の裾野は枯草で覆われ、生き物の気配さえもなくセピア色の景色が広がっていた。が、ちょうど早春の野焼きのシーズンで、あちこちからのろしのような煙が上がっていた。

(画像をクリックすると拡大できます)
野焼き遠景
久住から三愛高原方面。手前に炎が見える。煙にかすむ遠方の山は阿蘇山。その一本の煙を目標に車を走らせ、野焼きの現場を間近で見学した。
野焼き現場
野焼き現場。特に規制されているわけでもなく「自己責任」で比較的近くまで行くことが可能であるが・・
野焼き至近
斜面を駆け上がる炎の勢いはすさまじく、見学場所を誤ると「丸焦げ」になってしまう。この時も斜面の上にいたアマチュアカメラマンが炎に襲われそうになった。たき火のような「おとなしい火」とは違って、生命がとりついて龍が暴れ回るかのような炎の勢いだ。
野焼き前後
野焼き前(向こう)と後(手前)。炎の勢いは猛烈だが、黒こげになった地面に触れてみると意外と温度は低い。炎が通りすぎるのは一瞬なので、その瞬間、地中や石の下に避難していれば、やり過ごせそうである。土の中の種子や昆虫の卵、カヤネズミなどは生き残れそうである。中には熱にさらされる刺激で発芽する植物もあるらしい。手前の樹はカシワ。火に強いため長年の野焼きに耐えて生育している。

車道のすぐそばまで炎が迫ってくるが、特に交通規制はない。これは延焼しないように防火帯が作られたあったり、風向きを計算して点火しているからである。画像では左から右に風が吹いている。カップルが記念写真を撮ろうとしているが、さすがにこれは危なく、スタッフから怒鳴られていた。

野焼きをする理由
?牛や馬の放牧地や牧草地として利用するため。
?ダニなどの害虫駆除
?屋根に使う茅(かや)を採集するため
?草を田畑の肥料にするため
?観光用

など、時代や場所によってその目的は異なる。

いずれにしても、
この場所を「草原」として維持してゆくため、ヒトが千年以上も昔から行ってきた春の行事であることには違いない。

詳しくは以下のHP参照。
近年は「野焼きボランティア」も募集されているようだ。
大分の友人は「次年度、応募するかも・・」とのこと。
それなら、また来年も見にいけるかな・・

「阿蘇草原再生プロジェクト」
http://www.aso-sougen.com/

「野焼き支援ボランティア」
http://www.aso.ne.jp/%7Egreen-s/info/noyaki.htm


  1. 2008/03/20(木) 00:51:13|
  2. |
  3. トラックバック:1|
  4. コメント:0
2008.03.09(Sun)

自然環境調査080309

 明るい陽光と鼻水&くしゃみ(花粉症)で今年初めて春を実感した。
水辺の生き物たちも活動を始める頃でもあるので、この4年間継続している市内の水生生物調査に出かける。

〈 H川地区 〉
 整備された水田が広がる農村地区である。水田の管理が行き届いており、今日も地区の人総出の「ため池土手焼き」が行われていた。
(画像はクリックすると拡大します。以下同様)

水田の周りにはコンクリートの水路があり、早春の水田は良く乾燥していた。そのせいか、アカガエル類の卵は見つからず。
カスミサンショウウオの卵塊2(山際の未整備水路)
クサガメ1(ため池)
カワムツ多数(小川)
サワガニ 1(小川)

〈O地区O谷〉
隠れ里のような農村であるが、中心部の大きな水田は整備され、アカガエル類の卵塊なし。
カスミサンショウウオの卵塊2(山際の未整備水路)
メダカ多数(山際の未整備水路)

〈S谷地区〉
2つの大きなニュータウンに挟まれた農村地。
整備された水田が広がるが、里山林に隣接した農地は湿田となっている。林縁の水路には落ち葉が堆積し水がたまっていた。このような場所には・・



ありました!アカガエル類(種の同定はオタマになってから)の卵塊が。
この水路と湿田の中にあわせて数十個発見。

 アカガエル類の繁殖は早春の水田が「乾燥」か「湿潤」かによって大きく影響されているように思える。農地が整備されることによって、今後減少してゆく可能性が大きい生物である。




  1. 2008/03/09(日) 23:54:05|
  2. 調査|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
2008.03.04(Tue)

ちりめんじゃこ

 先日の松山旅行のおみやげに地元産の「ちりめんじゃこ」を買って帰った。 それを食べながら、昨秋の高校生による研究発表会のことを思い出した。

研究会ではいかにも先生方の手の入ったアカデミックな発表に混じって、きらりと光る「高校生らしい」発表があった。

それは「毎月、和歌山の漁協から200gのちりめんじゃこを取り寄せ、それを生物の種類ごとに分類し、その数を数える」という実験だった。それによって、海を漂っている魚介類の赤ちゃんの季節ごとの変化が一目瞭然とわかるという。

今回の松山産じゃこは上物?だったせいか、ほぼすべてがカタクチイワシの稚魚だったが、後日、職場近くの格安スーパーで格安ちりめんじゃこ(淡路産)を買い、昼食時に箸でつまみながら「分類」してみた。
*画像をクリックすると拡大できます。
ちりめん全種
2パックの中にタチウオ、種不明稚魚、タコ、イカ、カニ、メガロパ&ゾエア(いずれもカニの幼生)・・結構いろんなものが混じっていた。

イカ
<イカ>
子どもの頃は、タコ・イカなどが混じっていると宝物を見つけたようで、最後まで取っておいて大切に食べたものだった。弟と取り合いになって兄弟げんかになったこともあった。


<ゾエア>(カニの幼生)
いわゆる動物プランクトンで、魚類の餌となっている。
これが商品としての「ちりめんじゃこ」に混じると、とげとげして食感が悪いので「安物」として扱われる。

高校生の実験結果にはタツノオトシゴも混じっていた。
これを見つけたら四つ葉のクローバのように幸運がつかめるかも・・

研究発表後の高校生の感想
「こんなめんどくさいこと、二度としたくありません!」





  1. 2008/03/04(火) 23:16:51|
  2. 実験|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
2008.03.02(Sun)

春のきざし

 2月末になっても三日おきに雪が舞い、寒さに震えている人間とは対照的に、生き物たちは着実に春の準備を始めていた。

3月1日
毎月定例の市内K地区のため池調査に加わる。
ここは市街地に近い割に幹線道路から外れているせいか「かくれ里」のような様相で、二軒の農家のまわりに水田とため池が囲むようにある場所である。

ここに幅20m×縦40mほどの湿田(常に水たまりがあるような水田)があり、この水田と横の水路に50個ほどのニホンアカガエルの卵塊を見つけた。

ニホンアカ卵塊
アカガエル卵塊2
ニホンアカガエルの卵塊
(黒い粒1つが1個の卵・紫外線から卵を守るために上半分が黒くなっている)

この50個という数。
周辺に親のアカガエルがかなり多く生息しているとも言えるが、逆に産卵に適した湿田が少なくなってきて、この1枚の水田に過密状態で産みつけられているともいえる。
1つの卵塊には500〜3000個の卵が入っているとして、50個の卵塊からは25000〜150000匹のオタマが生まれてくる!
3月後半には水田が真っ黒になってしまう・・?

*他の水田は農作業をしやすくするためと米の収量を上げるため、圃場整備が進められ乾田化(水を張る時以外は乾燥している)している。





  1. 2008/03/02(日) 23:09:21|
  2. 調査|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

プロフィール

zacco

カレンダー

02 | 2008/03 | 04
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Archives

Category

Links

DTIブログポータルへ
このブログを通報
Report Abuse

利用規約